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2×4(ツーバイフォー)工法(現場量産)

2011.10.21

日本のプレハブ住宅は世界一だけれど、アメリカの住宅のほうが一段階安いので、彼らの地の2×4(枠組み型)工法が導入された。それは日本の在来工法(真壁式)よりは資材多用型で大壁式のシステムであるが、断面が二インチ×四インチの材を代表とするわずか数種の材木ですむためと、資材の少品種大量流通にも適しており、柄(ほぞ)などを使わず単純カットの釘打ちだけで組み上げるので、省力化が進んだ優れた近代的な工法である。

ブルーライン(下永谷)の新築一戸建て
富里市の新築一戸建て
市原市の新築一戸建て
名古屋市守山区の新築一戸建て
東急東横線(代官山)の中古マンション

団地で集中建設すれば生産性はかなり上がるので、中量生産用ともいえる工法であり、現場生産なので小回りもきき、デザインの自由なシステムなので、最近のデザインの多様化にもピッタリのシステムである。それゆえ、比較的デザインの自由を求める中〜中の上クラスの庶民住宅としてアメリカでは定着しているシステムである。システムが日本の柱梁を使う真壁式のように造作的でないので、目にふれる部分の部品化が可能なのでクレームも出にくく、現実的な工法としてすでに日本にも定着したといえる工法である。この工法の良い点を生かして、これを採用した企業は大いに発展しつつあるが、この工法はアメリカにおいて行われているように、団地状の集中建設ができる条件下にないと、その本当のメリットは出てこず、限界がある。その限界のなかでとはいえ、2×4は日本でも確実な成果を上げているといえよう。