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さまざまな大気汚染物質

2011.10.28

大気汚染に関して、近年、問題になっているのは「光化学スモッグ」である。光化学スモッグとは、光化学オキシダントと呼ばれる有害化学物質が高濃度になった状態のこと。その光化学オキシダントとは、自動車や工場から出される排ガス中の窒素化合物や炭化水素類(揮発性有機化合物)などが紫外線で「光化学反応」を起こしてできたオゾンなどの酸化性物質(オキシダント)をいう。光化学オキシダントは、強力な酸化力を持つために、目やのどの粘膜を傷めるほか、さまざまな健康被害を引き起こす。

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そのため、大気中の光化学オキシダントが高濃度になると、大気汚染防止法に定める緊急措置として、都道府県知事は「光化学スモッグ注意報」等を発令し、原因物質の発生源である工場などに排出量の削減を要請することになっている。光化学スモッグは春から夏にかけて紫外線が強い昼間に発生しやすく、太陽が沈んだ夜間には発生しない。注意報が発令されたら、浴びたり吸い込んだりしないよう、ただちに建物内に避難したほうがよい。